市民と科学者の内部被曝問題研究会第一回総会へのメッセージ
原発事故から1年が過ぎ、福島では桜の季節を迎えました。昨年は桜を楽しむこともなく、福島の子どもたちを守るために、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」として活動し、あっという間の1年でした。
3.11以前と変わらず美しい風景の中に、確実に存在する放射能と日々向き合い、生きて行かなければならない非日常的な生活に、心も体もズタズタになってしまいました。それでも、福島を離れられないたくさんの県民がいます。
かつて日本人が経験したことのない低線量被ばくの人体実験を、福島県民は受け入れなければならないのでしょうか? 過去の公害問題同様「科学的証明がされなければ、放射能の影響を認めず補償もされない」ということになりかねません。まずは、重大な病気にさせないことが第一です。
子どもたちに被害が出る前に、出来るだけの事は何でもやろうと、市民として、科学者として、一人一人が立ち上がり、行動していく必要があります。
子どものいのちを守るために、あらゆる人とつながり活動していきましょう。