市民と科学者の内部被曝問題研究会(略称:内部被曝問題研) Association for Citizens and Scientists Concerned about Internal Radiation Exposures (ACSIR)

内部被曝に重点を置いた放射線被曝の研究を、市民と科学者が協力しておこなうために、市民と科学者の内部被曝問題研究会を組織して活動を行うことを呼びかけます。

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【お知らせ】

2016年4月の ACSIR会員書籍出版 ご紹介

(『放射線被曝の争点――福島原発事故の健康被害は無いのか』渡辺悦司・遠藤順子・山田耕作著)

■■ACSIR会員が書籍を出版しました

『放射線被曝の争点――福島原発事故の健康被害は無いのか』
(緑風出版刊、渡辺悦司・遠藤順子・山田耕作著)
249頁/3240円/2016年4月25日発刊

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著者からのメッセージ
この本が、これ以上の被曝被害を防止し、原発再稼働を止めさせ、原発ゼロを実現するために、微力ながらも少しでも役立つことができれば、と願ってやみません。 

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4月20日の朝日新聞に広告が掲載されました。
緑風出版はアマゾンの一方的な割引要求に反対して、出荷拒否を行っており、本書は、アマゾンのネットショップでは、注文できません。 その他の書籍通販サイトでは、注文可能です。
緑風出版に直接メール(infoアットマークryokufu.com)でも注文可能です。


目次
序文
第1章 福島原発事故により放出された放射性微粒子の危険 ――その体内侵入経路と内部被曝にとっての重要性――
第2章 トリチウムの危険性 ――原発再稼働、汚染水海洋投棄、再処理工場稼働への動きの中で改めて問われる健康被害――
第3章 福島原発事故の健康被害とその否定論 ――児玉一八、清水修二、野口邦和著『放射線被曝の理科・社会』の問題点――
補章 内部被曝を軽減するために ――放射性物質の排泄を促し抗酸化力を高める食品とレシピ――
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書籍の帯・袖文
帯表 政府・東電・専門家・マスコミは健康被害を隠蔽している
帯背 隠蔽される健康被害
袖文 福島原発事故から5年。甲状腺がんをはじめ様々な健康被害が拡大している。 だが、政府・東電・専門家・マスコミは被害を放置し、隠蔽し、世論を操作している。 規制値を大幅に緩め住民を危険な汚染地域に帰還させようとしている。 チェルノブイリ事故でも見られた被曝の過小評価と隠蔽が、国際原子力ロビーや 国際放射線防護委員会ICRPとも連携し、日本でも展開されているのだ。 本書は、放射性微粒子の危険性と体内に入ったセシウムやトリチウム(三重水素)等の影響を 明確にすると同時に、汚染水問題や「健康被害はない」と主張する学界への批判を通して、 原発事故の恐ろしさを検証する。

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